昨日、SNSのニュースに驚きの見出しがあったので、思わず速攻で読んでしまいました。
それは、OECD(経済協力開発機構)に加盟している35か国の中で、認知症有病率が1位なのは日本・・・というもの。
それも数値的にみてダントツだったんじゃないかな。
そう、日本人は認知症になりやすいようなのです。
その記事によると、ひとつには、日本社会の高齢化が急速に進んでいるという事情が関係しているということでしたが、他の角度からこれをみると、日本人が欧米人に比べて糖尿病になりやすいという体質も大きく影響していると思われます。
なぜ、認知症と糖尿病が関係あるの?・・・と、思われるかもしれませんが、両者は発症の仕組みが同じ。
脳も血液中の糖を神経細胞に取り込んで機能しているため、インスリンの不足によって細胞が死滅してしまうという点で糖尿病も認知症も同じなのです。
つまり、脳における糖尿病の状態が認知症ともいえるわけですね。
そして、日本人は欧米人に比べてインスリンの分泌量が少ないということがすでに判明しています。
つまり、日本人は糖尿病になりやすいということ。
欧米人にしてみたら大丈夫なレベルの糖質の取り方でも、日本人にとったらアウト!
糖尿病を発症してしまうということなのです。。。
これは、日本人に特に糖尿病患者と予備群に位置する危険水域の人が多く、今や糖尿病が日本人の国民病ともなっている事実からも明らかですね(>_<)
・・・と、このように、糖尿病になりやすい日本人は当然、認知症にもなりやすい。
もしかしたら、私たちはもっともっと血糖値のコントロールには真剣に取り組まなければいけないのかも知れません。
これは、認知症の家族を抱える立場として感じる、切実な危険信号です!
私たちの寿命はずいぶん長くなってきていますが、それは健康であり続けてこそ価値があるもの。
自分が家族の介護をすることは覚悟できたとしても、自分が家族の重荷になることはとても受け入れがたいと思うのです。
だから、食生活に気を配り、生活に軽くでもいいから運動を取り入れることはもちろん、体質面でのインスリン機能の弱さをカバーするためにサプリメントを活用するのも考えてみた方が良いと思います。
体への影響力が強い薬剤は、「治療」という範疇に入りますし、副作用という問題があるので、よほどの数値でなければおすすめできませんが、サプリメントならば体への作用も緩やかで副作用の心配もありません。
継続摂取することでしっかり効果も確認されている良質なものもありますので、「甘いものが好き」「パンやお米が好き」「油ものが好き」といった方々は、ぜひ健康のための一助として考えてみて下さい(#^.^#)