偏った趣味を持つ私の読書。
ここのところ何かと忙しく、ゆっくり本を読む時間がとれていなかったのですが・・・
ふと待ち合わせの時間つぶし書店に立ち寄り、大好きな宮本輝さんのコーナーをみていると、まだ読んでいない本が出ていることに気づきました(゚д゚)!
あら・・・いつのまに?
それは、宮本輝さんの代表作ともいえる長編作「流転の海」シリーズの第六部、「慈雨の音」(#^.^#)
早速購入しました!
そもそも、この「流転の海」シリーズって、ものすごく長いんです。。。
第一部 流転の海
第二部 地の星
第三部 血脈の火
第四部 天の夜曲
第五部 花の回廊
第六部 慈雨の音
松坂熊吾さんという豪快で自我の塊で、それでいて人情に篤い主人公を軸に、その周辺に起こる人間模様を描いた大作。
戦後の日本はこんな感じだったんだ・・・
その中で力強く生きてきた人たちの姿は、こんなに逞しかったんだ・・・
親子の血の因縁はこんなに深いものなんだ・・・
と、とても興味深い物語なのですが、とにかく長いし、新刊が発行されるまでにとても期間がかかるので、もうストーリーの細部が忘れかけたりしてるんですww
でも、気になるから、新刊が出ると読まずにはいられない・・・
だから、新しく発刊されているのを見ると買っちゃうのですが、これを読む前に以前のお話を軽くでも復習する必要があるので、ついつい時間がかかってしまうんです(^^;)
今回の新刊(新刊とはいっても、私が気づかなかっただけで平成26年に発刊されていましたww)も、先ほどようやく読み終えたところ・・・
気分的には、そろそろ完結してほしかった(勝手なことを・・・)のですが、まだまだ続くようでした(#^.^#)
それにしても、こういう長編大作を目にすると、途中でストーリーを追うことをあきらめてしまった「ガラスの仮面」が思い出されます。。。
あのお話って、もう完結したのかしら?
紅天女は結局、誰に決まったのかしら?
北島マヤと速水真澄さんはどうなったのかしら?
・・・・
さまざまなに気にはなるのですが、待ち続けるのに疲れて挫折してしまったんです(>_<)
子供の頃せっせと漫画本を集めていたのに・・・
今回の「流転の海」シリーズも似たようなことにならなければいいのですが(^^;)
きっと、松坂熊吾さんの生涯が閉じるその日まで物語は続くのでしょう。
そして、第七部、第八部がもう出ているのだとか。。。(゚д゚)!
私はどれだけ長いこと気づかずに過ごしていたんだろう・・・
また急いで読まなければ!!